0720国民一人一人が、自己の人格を磨き、豊かな人生を送ることができるようの意義

 

 

164国会 衆特別委 第12回(68日)

○保坂(展)委員 そうすると、言葉というのは大変難しいんですが、豊かな人生とは何か、人格を磨くとは何かというと、それはいろいろな価値観があろうかと思いますし、また、一定の時期、のんびりしたいとか、今は自分の生き方をしたいというのは、憲法上それぞれ保障されているその人それ自身の選択だと思います。
 他方、国や教育行政が、国民が自己の、いわば際限なく生涯学んでいきたいという機会を得たいというときには、それはチャンスとして、機会としてあってほしいということだと思いますが、それでよろしいんでしょうか。


○小坂国務大臣 例えば、自分たちが、時間ができた、しかし、今まで自分は仕事一筋にやってきた、もっと別の趣味を生かしてみたい、あるいは新たなチャレンジをしてみる、新たな職業についてみたい、そういったときに、そういうものをみずから学ぶような場が得られるような環境をつくる、そういう趣旨でございますから、社会や、いろいろな周辺の地方行政組織とかあるいは国の機関とかがそういったものを支援する体制をつくっていくということで、そういう趣旨でとらえていただいて結構でございます。