0600愛国心教育の方法

 

 

164国会 衆特別委 第9回(65日)

○牧委員 …それから、国を愛する態度というのは、これは今までも質問に出ていると思うんですけれども、教育の現場では具体的にどういうふうに変わるのかということを、ちょっと簡単にお願いいたします。

○小坂国務大臣 それぞれのまず郷土ということからいえば、郷土の伝統、文化やそこに行われてきた偉人の活動、そういったものを学ぶ、我が国においても、同じような我が国の伝統においても、世界で活躍する日本人や我が国の偉人や伝統、文化、芸能等について、そういったものを学んでいく、こういうことでございます。

○牧委員 そこで、今のお話で、例えば、歴史上の人物で、じゃ、こういう人は再評価されるんじゃないかというような具体的な、思いつくところで結構ですけれども、あったら教えていただけますか。

○銭谷政府参考人 ただいま大臣の方からお話し申し上げましたように、歴史の学習におきまして、我が国の発展に貢献をした人物等を取り上げて、その人物等について学んでいくわけでございますけれども、今、学習指導要領におきましては、例えば、小学校では約四十二人の歴史上の人物を例示いたしております。実際の教科書におきましては、この四十二人の人物に加えて、さらに多くの人物を取り上げて学習しております。
 それから、これは六年生の場合でございますけれども……(牧委員「今じゃなくて、再評価されるということですよ」と呼ぶ)まあ、それぞれ実際に教科書に載る場合には、ただいま申し上げました指導要領に載っている四十二人に加えまして、適宜教科書発行者の判断におきまして人物は取り上げているという状況でございます。

○牧委員 これも今事務方から聞いてもしようがないんですけれども、もうちょっと、四十何人じゃなくて、きちっと、我らが先達、誇るべき人間というものを、あるいは再評価される人もいると思うんです、そういう人も含めてきちっとやっていただきたいということを申し上げておきたいと思います。